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杉野脳神経外科病院からのお知らせ
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心臓血管外科(下肢静脈瘤、末梢性動脈疾患)
下肢静脈瘤
当院は下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術を保険診療でできる施設です
下肢静脈瘤とは
足の血管がこぶのように浮き上がる病気です。
下肢静脈には筋肉の中を走る「深部静脈」と皮膚と筋肉の間を走る「表在静脈」があり、静脈瘤ができるのは皮膚に近い伏在静脈と呼ばれる表在静脈です。
下肢の静脈には血液が重力によって足先へ逆流しないように弁がついていますが、それらの弁が壊れると血液の逆流が起こり、うっ血が生じて血管の拡張や蛇行することによりコブができます。これが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤の症状
足の静脈がコブ状になり、だるい・重い・疲れる・ほてる
歩行時もしくは就寝中に、こむら返り(足がつる)を起こすことがある
かゆみ・皮膚硬結・皮膚炎や湿疹がある
皮膚が黒くなる・潰瘍ができている
下肢静脈瘤の治療方法
逆流防止弁の故障により静脈血流が下肢でうっ滞し静脈瘤が形成されますが、二次的にできた静脈瘤の局所的処置のみでは再発します。壊れた弁を有する静脈そのものを根本的に治療する方法として、古くからストリッピング手術が行われてきました。これは血流うっ滞の原因となる静脈を痛くないように抜き取ってしまう方法です。特殊な器具を用いることで1〜3cm程の傷が足の付け根と膝周囲にできます。近年保険適応となったレーザー治療は、静脈を抜き取る代わりに血管内でレーザー光を照射することで静脈を焼灼閉塞させる方法であり、傷は小さく、低侵襲な治療法です。下肢静脈瘤の病態には個人差も大きくすべての方が適応となるわけではありませんが、受診され相談してみてください。
当院の最新レーザー装置は、保険診療が可能であり痛みや皮下出血が非常に少ない治療です。
治療設備紹介 ELVeSレーザー1470
ラディアル2リンクファイバー
レーザー治療風景
実施施設及び実施認定医について
当院は下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医、実施施設認定において、血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会より平成26年2月8日に実施施設および実施医の認定を受けました。さらに、平成26年11月18日に指導医の認定を受けました。
平成26年度下肢静脈瘤レーザー焼灼術実施件数 49件(大伏在静脈 40件・小伏在静脈 9件)
末梢性動脈疾患(PAD)
Polyvasular diseaseの概念
虚血性心疾患や脳血管障害,末梢性動脈疾患(PAD)の三疾患を,個別臓器の疾患と考えるのではなくアテローム 血栓症として包括する概念が提唱されています。
(出展)Yamazaki T et al. for REACH Registry Investigators : Circ J 71(7):995-1003.2007
閉塞性動脈硬化症に対して始められた血管内治療法は、冠動脈や頸動脈病変にも応用され、機器の改良や進歩を背景に、動脈硬化性閉塞性病変治療の主流となっています。
<下肢閉塞性動脈硬化症に対するステント治療>下肢閉塞性動脈硬化症とは動脈硬化が原因で下肢の動脈が狭くなったり、つまったりする病気です。少し歩くと太ももやふくらはぎが痛くなり、休むとまた歩けるようになるという間歇性跛行が特徴的です。放置すると安静にしていても痛みが出たり、足に腫瘍や壊疽が生じ足切断に至ることもあります。当院では10年前から、下肢動脈のカテーテル、ステント治療に取り組んでおります。
<ステント治療前後の血管造影>(腸骨動脈領域)